鳥取市安長の県道交差点で7日未明、消火器を噴射しながら走行していた2人乗りの自転車が、覆面パトカーに追跡される中で普通乗用車と衝突し、自転車の後ろに乗っていた鳥取市内の10代男性が意識不明の重体となった。自転車を運転していた人物は事故後、現場に自転車を残して逃走しており、鳥取署が行方を追っている。乗用車を運転していた鳥取市内の20代男子大学生にけがはなかった。
警察によると、事故は午前3時15分ごろに発生した。暴走族活動への警戒に当たっていた覆面パトカーが、県道上で消火器を噴射しながら走る2人乗り自転車を発見。サイレンを鳴らして停止を求めたが、自転車は逃走し、約300メートル先の信号交差点で乗用車と出合い頭に衝突したという。
現場周辺では、事故の前からSNS上で「福岡の暴走族が来る」「交差点で若者が暴れる」といった趣旨の情報が拡散していた。7日午前0時すぎには交差点付近に100人を超える見物客が集まり、縁石や店舗敷地に座り込む人もいた。家族連れの姿もあり、警察はパトカーや交通機動隊を配置して警戒していた。
今回の事故は、迷惑行為を見物するために人が集まった現場で起きた。道路上で消火器を噴射すれば視界を妨げ、歩行者や車両を巻き込む危険がある。さらに2人乗り自転車で逃走すれば、信号交差点で重大事故につながる危険は高まる。
鳥取署は、追跡について「適切だった」と説明している。今後は、自転車を運転していた人物の特定、信号状況、乗用車との衝突経緯、SNSでの事前予告との関係を調べる方針。警察は関連情報の提供も求めているとみられる。
SNSで人を集め、迷惑行為を見せ物にする行動は、道路利用者と近隣住民を危険にさらす。重体となっている10代男性の回復が待たれるとともに、逃走した人物の早期確保が求められる。
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編集部まとめ
鳥取市安長の県道交差点で、消火器を噴射しながら走る2人乗り自転車が車と衝突しました。
自転車の後ろに乗っていた10代男性が意識不明の重体です。
自転車を運転していた人物は現場から逃走しています。
事故前にはSNSで迷惑行為を予告するような情報が拡散し、現場には100人を超える見物客が集まっていました。
警察は、逃走した人物の行方、信号状況、SNS投稿との関係を調べています。
この記事の要点Q&A
Q1. 鳥取市の消火器噴射事故はいつ起きましたか。
2026年6月7日午前3時15分ごろ、鳥取市安長の県道交差点で起きました。
Q2. 何が起きたのですか。
消火器を噴射しながら走行していた2人乗り自転車が、覆面パトカーの追跡中に普通乗用車と衝突しました。
Q3. けが人はいますか。
自転車の後ろに乗っていた鳥取市内の10代男性が意識不明の重体です。乗用車を運転していた20代男子大学生にけがはありませんでした。
Q4. 自転車を運転していた人物はどうなりましたか。
事故後、自転車を現場に残して逃走しており、鳥取署が行方を追っています。
Q5. なぜ現場に100人以上が集まっていたのですか。
SNS上で「暴走族が来る」「若者が暴れる」といった趣旨の情報が事前に拡散され、見物目的とみられる人が多数集まっていたためです。

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