愛知県大府市は、17年間にわたり消防活動で使用してきた屈折はしご車を、官公庁インターネットオークションで売却する。
最低売却価格は100万円。
市は、海外輸出、解体後の部品活用、撮影やイベント車両としての利用などを想定しており、売却収入は市の自主財源に充てる。
消防車両が一般競争入札で売却される珍しい事例として、すでに問い合わせも寄せられているという。
売却されるのは2009年登録の屈折はしご車
売却対象となるのは、2009年1月に登録された屈折はしご車。
大府市によると、消防車両としての規定上の耐用年数を迎えたため、今回の売却が企画された。
走行距離は約7000キロ。
ディーゼル車で、車両状態は良好だという。
はしごの全長は約20メートルあり、これまで建物の3階から5階程度の現場で活動してきた。
一般的な消防ポンプ車とは異なり、高所での救助や消火活動に対応できる特殊車両である。
赤色灯や消防無線はすでに除去
市によると、売却にあたって赤色灯や消防無線、「大府市消防署」といった車体表記はすでに除去されている。
緊急車両としての登録も抹消済み。
そのため、落札者がそのまま緊急車両として使用できるわけではない。
あくまで通常の車両として扱われることになる。
消防車両は特殊な装備を持つため、購入後の保管場所や整備、運搬、維持費なども考慮する必要がある。
最低価格は100万円 収入は市の自主財源に
今回の最低売却価格は100万円。
売却で得た収入は、大府市の自主財源となる。
自治体では、使わなくなった公用車や備品をインターネットオークションで売却し、財源として活用するケースがある。
今回の屈折はしご車も、耐用年数を迎えた車両を廃棄するのではなく、再利用や部品活用につなげる狙いがある。
市としても、不要になった資産を有効活用する取り組みといえる。
想定される使い道は海外輸出・部品・撮影・イベント
大府市は、今回の屈折はしご車について、複数の活用方法を想定している。
海外への輸出。
解体して部品として活用。
映画やドラマなどの撮影用車両。
イベント展示や防災啓発用の車両。
消防車両は見た目のインパクトが強く、イベントや撮影では需要がある可能性がある。
また、国内で役目を終えた消防車が、海外で再び使われるケースもある。
ただし、実際にどのような用途で使われるかは落札者次第となる。
入札は一般競争入札方式
入札希望の受け付けは今月16日まで行われる。
その後、審査を経て、6月30日から7月7日まで一般競争入札方式で引き取り手を決める。
市によると、すでに約10件の問い合わせがあるという。
特殊車両であることから、個人よりも事業者、輸出関係者、車両整備業者、イベント関連業者などからの関心が高い可能性がある。
消防車の売却で注目されるポイント
今回の売却で注目されるのは、単に「古い消防車を売る」という話ではない。
17年間、地域の消防活動を支えてきた車両が、役目を終えた後にどのように活用されるのか。
自治体の不要資産をどう財源化するのか。
特殊車両の再利用にどのような需要があるのか。
こうした点が見えてくる。
最低価格100万円という設定も、一般の人にとってはインパクトがある。
ただし、特殊車両は購入後の維持管理が難しい面もあり、落札には慎重な判断が必要になる。
大府市の屈折はしご車オークションの主なポイント
何が売却されるのか。
愛知県大府市が、17年間消防活動で使用してきた屈折はしご車を官公庁インターネットオークションで売却する。
最低価格はいくらか。
最低売却価格は100万円。
どのような車両なのか。
2009年1月登録のディーゼル車で、走行距離は約7000キロ。はしごの全長は約20メートルで、建物の3階から5階程度の現場で活動していた。
緊急車両として使えるのか。
赤色灯、消防無線、車体表記は除去され、緊急車両登録も抹消されている。そのため、緊急車両としてそのまま使えるものではない。
どんな用途が想定されているのか。
海外輸出、部品活用、撮影用車両、イベント展示などが想定されている。
入札期間はいつか。
入札希望の受け付けは今月16日まで。審査後、6月30日から7月7日まで一般競争入札方式で引き取り手を決める。
売却収入はどうなるのか。
売却収入は大府市の自主財源となる。
本記事は、大府市の発表および報道内容をもとに構成しています。入札条件、車両状態、引き渡し方法、参加資格などは変更される可能性があるため、参加を検討する場合は官公庁インターネットオークションおよび大府市の公式情報をご確認ください。
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