
ゴールデンウィーク中で賑わう日本橋三越本店の人気催事「イタリア展」をめぐり、出店店舗スタッフの衛生管理を疑問視する動画がSNS上で拡散し、波紋が広がっている。
問題となっているのは、「イタリア展 PART1(4月22日〜27日)」に出店していたサンドイッチ店<FOCACCIAMO>のスタッフの行為だとされる動画。投稿には、調理用手袋を装着したまま食材を口にする様子などが映っており、一部ユーザーから「不衛生ではないか」との指摘が相次いだ。
■ SNSで拡散された“衛生への懸念”
動画は主にThreadsを起点に拡散され、その後X(旧Twitter)でも拡大。視聴者からは、
- 「手袋の意味がないのでは」
- 「マスクなしでの調理は気になる」
- 「食品イベントとして不安」
といった声が上がった。
また、個別店舗にとどまらず、催事全体の管理体制についても疑問視する意見が見られた。
■ 三越伊勢丹HDが公式に謝罪
こうした状況を受け、三越伊勢丹ホールディングスは取材に対し文書で回答。
「当該出店者のスタッフが不適切な衛生管理行為を行い、お客さまにご不安、ご不快の念をおかけしましたことをお詫び申し上げます」
と謝罪したうえで、今回の行為について「明らかに不適切」と認識していると説明した。
さらに、
- 当該店舗の催事販売はすでに終了
- 保健所へ報告・相談済み
- 衛生管理体制の強化
- 出店審査基準の見直し
など、再発防止に向けた対応を進めていることを明らかにした。
■ 問題の本質は「ルール」か「意識」か
今回の件で注目されているのは、単なる個人の行動だけでなく、
- 百貨店催事における衛生基準の徹底
- 出店者への指導・監督体制
- SNS時代における“見られる前提”の意識
といった構造的な課題だ。
特に食品イベントでは、
- 手袋の使用方法
- マスクや帽子の着用
- 試食・味見のルール
など、細かな運用がブランド全体の信頼に直結する。
■ 今後の焦点
現時点で健康被害などは確認されていないが、
- 三越側の監督体制の見直しがどこまで進むか
- 他出店者への影響
- 消費者の信頼回復
が今後のポイントとなりそうだ。
三越側は「新たな事実が判明した場合には速やかに公表する」としており、引き続き対応が注目される。

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