佐賀県唐津市の城内シオン保育園で、職員が園児に対し虐待にあたる疑いのある行為をしていたとして、佐賀県や唐津市、警察が調査を進めていることが分かりました。
園内の防犯カメラには、問題となる行為が記録されていたとされています。
園児を繰り返し倒す様子などをカメラが記録
問題が確認されたのは、佐賀県唐津市東城内の「城内シオン保育園」です。
関係者によりますと、市への通報を受けて2026年5月末から調査が始まり、園内に設置された防犯カメラの映像を確認したところ、約1時間30分の間に女性保育士が同じ園児に対し、体を押して繰り返し倒すような行為が映っていたということです。
さらに、
- 額を手でたたく
- あおむけになった園児の両頬を片手でつかむ
といった行為も確認されたとされています。
保護者会で園が謝罪
園は7月4日に保護者説明会を開き、これまでの経緯を説明しました。
関係者によりますと、映像を確認した園長は保護者に対し、
「誰が見てもよくないこと。本当に涙が出た」
などと説明したということです。
また、理事長名で配布された文書には、
「現在、佐賀県、唐津市、および警察による調査を受けている」
と記載されていました。
県・市・警察が合同で調査
国は保育所や幼稚園で虐待が発生した際の対応ガイドラインを定めています。
佐賀県と唐津市は、このガイドラインに基づき、
- 職員への聞き取り
- 記録が残る28日分の防犯カメラ映像の確認
などを進め、事実関係を詳しく調べています。
園長は取材に対し、
「すみません。何も話せません」
とコメントしています。
園のホームページによると、利用定員は80人となっています。
今後の焦点
現時点では行政や警察による調査が続いており、虐待に該当するかどうかや、組織としての管理体制についても検証が進められる見通しです。
調査結果によっては、行政処分や刑事上の対応が検討される可能性もあります。
編集部まとめ
佐賀県唐津市の城内シオン保育園で、女性保育士が園児に対し虐待の疑いがある行為をしていたとして、佐賀県、唐津市、警察が調査を進めています。
防犯カメラには約1時間30分にわたり、同じ園児へ複数回の不適切な行為が記録されていたとされ、園は保護者会を開いて謝罪しました。
今後は、映像や関係者への聞き取りをもとに、虐待の認定や園の管理体制について詳しい調査が進められます。
編集部コメント
保育施設では、子どもの安全と安心を守ることが最優先です。今回のように防犯カメラの映像が確認された事案では、個人の責任だけでなく、園内で異変を把握・是正できる仕組みが機能していたのかも重要な検証課題となります。
保護者が安心して子どもを預けられる環境を維持するためにも、調査結果の公表と再発防止策の徹底が求められます。
本記事は、関係者への取材および各社報道をもとに週刊TAKAPI編集部が整理・構成しました。現在も行政・警察による調査が続いており、事実関係は今後の調査結果によって変更される可能性があります。
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