愛知県名古屋市南区の名鉄名古屋本線の踏切で8月17日夜、快速特急と乗用車が衝突し、その弾みで踏切待ちをしていた別の車2台も巻き込まれる事故がありました。車に乗っていた20代と60代の男性2人が病院に搬送されました。いずれも意識はあったということです。
事故があったのは、名古屋市南区阿原町2丁目、本星崎駅近くにある名鉄名古屋本線の踏切です。
午後9時40分ごろ、豊橋発・新鵜沼行きの快速特急と踏切内にいた乗用車が衝突しました。衝突した乗用車はさらに別の車2台にぶつかり、列車と車3台の計4台が絡む事故となりました。
踏切内で乗用車が立ち往生か 快速特急と衝突
事故当時、乗用車は踏切内で立ち往生していたとみられています。
名鉄によると、快速特急側は踏切内にいる乗用車に気付きましたが、ブレーキをかけても間に合わず衝突したとされています。現場の踏切には遮断機と警報機が設置されていました。
列車と衝突した乗用車は、その衝撃で踏切付近にいた別の車2台にも衝突しました。
消防によると、事故で、最初に快速特急と衝突した車を運転していたとみられる20代の男性と、別の車に乗っていた60代の男性が病院へ搬送されました。2人はいずれも搬送時に意識があったということです。
快速特急の乗客と乗員にけがは確認されていません。
「突然現れて」目撃者が語った衝突直後の状況
事故現場に居合わせた女性は、遮断機が下りたため自身と隣の車が停止していたところ、電車が通過したと思った直後に車が突然現れ、別の車が横向きになって衝突してきたという趣旨の状況を話しています。
現場では快速特急と乗用車が衝突した後、複数の車が巻き込まれており、警察は乗用車がどのような経緯で踏切内に入り、立ち往生する状態になったのかを含め、事故当時の詳しい状況を調べるものとみられます。
現時点では、乗用車が踏切内で立ち往生した原因について詳しい情報は明らかになっていません。
鳴海―堀田間で一時運転見合わせ
事故の影響で、名鉄名古屋本線は鳴海駅と堀田駅の間で一時、列車の運転を見合わせました。
現場は本星崎駅に近い踏切で、名鉄名古屋本線ではこの周辺を含む区間について鉄道を高架化し、12カ所の踏切を除却する連続立体交差事業が計画されています。名古屋市は、踏切除却によって交通の円滑化と安全性の向上などを図るとしています。
今回の事故との直接的な関係を示すものではありませんが、本星崎駅を含む区間では踏切解消に向けた計画が進められている地域でもあります。
警察が事故原因を調査
今回の事故では、快速特急と乗用車が衝突しただけでなく、その衝撃でさらに2台の車が巻き込まれました。
重要なのは、最初に衝突した乗用車が、なぜ遮断機と警報機のある踏切内で立ち往生していたのかという点です。
事故直前の乗用車の走行状況や踏切への進入経路、運転操作などについては、現段階では詳しく明らかになっていません。
警察などが事故の詳しい経緯を調べています。
編集部まとめ
名古屋市南区の名鉄名古屋本線で起きた今回の事故は、快速特急と踏切内の乗用車が衝突し、さらに別の車2台が巻き込まれる形となりました。
男性2人が搬送されたものの、いずれも意識があり、列車の乗客・乗員にけががなかったことが確認されています。一方、事故の起点となった乗用車が踏切内で立ち往生した理由はまだ明らかになっていません。事故原因については、推測せず警察や名鉄からの新たな発表を待つ必要があります。
週刊TAKAPI編集部:一条
特記事項
本記事は2026年8月18日午前2時31分時点で確認できる公表情報を基に構成しています。事故原因、最初に快速特急と衝突した乗用車が踏切内に進入した詳しい経緯、搬送された男性2人の詳細なけがの程度については、現時点で十分に明らかになっていません。新たな発表があり次第、内容を更新する場合があります。
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