名古屋市緑区の県道で、無免許の状態で前を走る車にあおり運転をし、衝突して男性にけがをさせたまま逃走したとして、愛知県警は住居不詳、自称自営業の高取武師容疑者(34)を無免許危険運転致傷などの疑いで逮捕した。
高取容疑者は調べに対し、相手の運転に腹を立ててあおった趣旨の供述をし、容疑を認めているという。
未明の県道で前方の車を追い上げ、幅寄せか
警察によると、高取容疑者は2026年7月17日午前3時ごろ、名古屋市緑区の県道で、運転免許を持たずに普通貨物車を運転した疑いが持たれている。
前を走っていた軽貨物車に対し、危険を生じさせる速度で追い上げたうえ、幅寄せして衝突させたとされる。
軽貨物車を運転していた男性(27)は、首や背中などを強く打ち軽傷を負った。高取容疑者は事故後、現場からそのまま逃走した疑いも持たれている。
「相手の運転に腹が立って」
警察は現場周辺の防犯カメラ映像などを調べ、高取容疑者を特定した。
調べに対し、高取容疑者は「相手の運転に腹が立って、あおってしまった。追い越そうとして事故を起こした」とする趣旨の供述をし、容疑を認めているという。
別の警察発表に基づく情報では、高取容疑者は車線変更の際に相手からあおられたように感じ、腹を立てたとの趣旨の説明もしている。
無免許運転に加え、衝突後に逃走した疑い
今回の事件では、単に無免許で車を運転していたというだけではない。
警察は、前方の車を妨害する目的で反対車線にはみ出して幅寄せし、衝突によって男性にけがをさせたうえ、その場から逃げた疑いがあるとして捜査している。逮捕容疑には無免許危険運転致傷とひき逃げが含まれている。
事故から逮捕までには約1カ月が経過した。捜査では防犯カメラ映像などから高取容疑者が浮上したとされており、警察が事故当時の詳しい走行状況を調べている。
編集部まとめ
名古屋市緑区で起きた今回の事件では、無免許運転、前方車両への追い上げや幅寄せ、衝突、さらに事故後の逃走という複数の行為が逮捕容疑となっている。
特に注目されるのは、高取容疑者が相手の運転に腹を立てたことを理由に、あおり運転をした趣旨の供述をしている点だ。
被害男性は軽傷とされている。警察は事故当時の走行状況や、高取容疑者が無免許で車を運転していた経緯などについて、引き続き詳しく調べるとみられる。
週刊TAKAPI編集部:一条
特記事項
高取武師容疑者は無免許危険運転致傷などの疑いで逮捕されており、刑事責任が確定したものではない。
この記事では、2026年8月19日時点で確認できた逮捕容疑、被害状況、供述内容などを記載している。事故当時の走行状況などについては捜査が続いている。
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