東京都品川区のオフィスビルにある女子トイレで、女性をスマートフォンで盗撮しようとしたとして、警視庁大崎署は2026年8月26日までに、性的姿態撮影処罰法違反(撮影未遂)の疑いで、東京都渋谷区に住む会社員の男(24)を逮捕した。
男は過去にも女子トイレで盗撮したとして書類送検されており、その後、盗撮への衝動を抑える目的で月1回のオンラインカウンセリングを受けていたという。
警視庁は今回の事件に至った経緯や動機を詳しく調べている。
個室のドア上からスマートフォン向けた疑い
逮捕容疑は7月3日午後6時半ごろ、勤務先が入る品川区東五反田のビル4階にある女子トイレに入り、個室を利用していた30代女性に対し、ドアの上からスマートフォンを向けて撮影しようとした疑い。
女性がスマートフォンに気づき、近くの交番へ被害を届け出たことで事件が発覚した。
今回は実際の撮影には至らなかったとされ、撮影未遂の疑いが持たれている。
男は警察の調べに対し、「自分がしたことに間違いありません」と容疑を認めているという。
2024年にも盗撮で書類送検
捜査関係者によると、男は2024年8月にも別の女子トイレに侵入して盗撮したとして書類送検されていた。
今回の事件が事実であれば、過去に同種行為で捜査対象となった後、再び女子トイレで盗撮を試みたことになる。
警察は過去の事案との関連や、ほかにも同様の行為がなかったかについて慎重に調べるとみられる。
月1回のオンラインカウンセリング
今回、特に注目されるのが、男が前回の事案後に盗撮への衝動を抑えるためのカウンセリングを受けていたとされる点だ。
男は月1回程度、オンライン形式でカウンセリングを受けていたという。
ただし、この一件だけをもってカウンセリングそのものの有効性を評価することはできない。
再発防止では、本人が継続して専門的支援を受けることに加え、衝動が強くなった際の具体的な対処方法や生活環境、治療・支援の頻度など、個々の状況に応じた対応が重要になる。
今回、どのような経緯で再び事件に至ったのかについては、今後の捜査で確認されることになる。
女子トイレへの侵入経緯も捜査へ
事件現場は男の勤務先が入るビルだったとされる。
警察は、女子トイレに入った経緯や、事前に女性を狙っていたのか、現場で突発的に行動したのかなどについても調べているとみられる。
現時点では、今回の事件以外に新たな被害が確認されているかどうかについて詳しい情報は明らかになっていない。
編集部まとめ
今回の事件では、過去に同種の盗撮行為で書類送検された経験があり、さらに再発防止を目的としたカウンセリングを受けていたとされる男性が、再び盗撮を試みた疑いで逮捕された。
重要なのは「過去にもやった」という事実だけではなく、再発を防ぐための支援を受けていた中で、なぜ再び同様の行動に至ったのかという点だ。
一方、カウンセリングを受けていたという事実だけを理由に、その効果そのものを否定することも適切ではない。支援内容や本人の受療状況、生活環境など具体的な事情は明らかになっていない。
警視庁は今回の犯行に至った詳しい経緯や動機、ほかに同様の行為がなかったかについて捜査を進めている。
週刊TAKAPI編集部/一条
特記事項
本記事は2026年8月26日時点で確認された情報を基に構成した。
逮捕された男について、逮捕は刑事責任の確定を意味するものではない。
また、カウンセリングを受けていたことと今回の事件との因果関係は現時点で明らかになっておらず、特定の治療・支援方法の有効性を評価するものではない。
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