東京都三鷹市の介護施設で、90代の男性入居者の居室に入り、指輪など約200万円相当の金品を盗んだとして、警視庁は介護士の戸田達夫容疑者(36)を逮捕した。
戸田容疑者は2026年8月、勤務先の介護施設で、男性が不在の間に施錠されていなかった居室へ入り、指輪やキャッシュカードなどを盗んだ疑いが持たれている。
警視庁は、戸田容疑者が東京都内だけでなく、勤務歴のある埼玉県内の介護施設でも同様の行為を繰り返した可能性があるとみて、余罪を調べている。
複数の報道では、被害総額は2施設で1000万円規模に上る可能性があるとされている。戸田容疑者は逮捕容疑について認めているという。
90代男性の居室へ 指輪など約200万円相当
逮捕容疑となっているのは、三鷹市の勤務先介護施設での窃盗だ。
報道によると、戸田容疑者は8月、90代男性の居室に入り、指輪など計6点、約200万円相当を盗んだ疑いが持たれている。
FNNは、男性が不在のタイミングを狙い、防犯カメラの向きを変えた上で居室に入ったと報じている。
盗んだとされるキャッシュカードを使って現金を引き出していたとも報じられており、警視庁が詳しい経緯を調べている。
「盗んだことに間違いありません」容疑認める
戸田容疑者は取り調べに対し、
「入居者の部屋に侵入し、盗んだことに間違いありません」
との趣旨の供述をし、容疑を認めているとされる。
別の報道では、盗んだ指輪などを質店へ持ち込んでいたとも伝えられている。
ただし、現時点では逮捕段階であり、刑事責任が確定したものではない。
施設職員が別の居室への侵入を確認 余罪捜査へ
TBSの報道では、施設内で窃盗被害が発生したため職員が警戒していたところ、戸田容疑者が別の入居者の部屋へ入っているのを職員が見つけ、事件が発覚したとされる。
戸田容疑者は、勤務していた別の介護施設を含め、10件ほどの余罪をほのめかしているという。
警視庁は、複数の施設で同様の手口による窃盗を繰り返した可能性があるとみて調べている。
被害「1000万円」は確定額ではない
今回、逮捕容疑として具体的に報じられているのは、三鷹市の施設で90代男性から指輪など約200万円相当を盗んだとされる事案だ。
一方、余罪を含む被害規模については報道に若干の差がある。
FNNは東京都と埼玉県の2施設で合わせて約1000万円、TBSは他の施設を含め1000万円以上の金品を盗んだ可能性があると報じている。
したがって、「1000万円」は現時点で確定した被害総額ではなく、警視庁が余罪捜査を進める段階の数字として扱う必要がある。
防犯カメラの向きを変えた疑いも
FNNの報道では、戸田容疑者は入居者が不在のタイミングを狙い、防犯カメラの向きを変えた上で犯行に及んだとされる。
この行為が捜査でどのように裏付けられているのか、また、カメラの向きが変えられたことを施設側がいつ把握したのかは、現時点の公開情報では明らかになっていない。
警視庁は、他の入居者にも被害がなかったか、勤務先が変わった後も同様の行為が行われていなかったかなどを詳しく調べている。
編集部まとめ
警視庁は、三鷹市の介護施設で90代男性の居室から指輪など約200万円相当を盗んだ疑いで、36歳の介護士を逮捕した。
警視庁は東京都と埼玉県の介護施設で同様の被害が繰り返された可能性があるとみて余罪を捜査しており、被害は1000万円規模に上る可能性が報じられている。ただし、この金額は現時点で確定した被害総額ではない。
週刊TAKAPI編集部/成田
特記事項
本記事は2026年9月16日時点の警視庁の捜査情報を基にした複数の公開報道を照合して構成しています。
戸田達夫容疑者は逮捕された段階で、有罪が確定したものではありません。本人は逮捕容疑について認めていると報じられています。
被害総額「約1000万円」「1000万円以上」は余罪を含む捜査段階の見立てで、確定した被害額ではありません。
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