神奈川県横須賀市は9月30日、海外旅行をするため虚偽の診断書を用いて病気休暇を不正に取得し、その期間の給与を不正に受給したとして、民生局福祉こども部に所属する45歳の女性主任を懲戒免職としました。
市によると、女性職員は2026年6月7日から16日まで海外旅行をする目的で病気休暇を取得。この間、正当な理由なく勤務を欠き、給与を受給していました。
さらに、市の事情聴取や所属長との面談でも虚偽の報告を繰り返したとされています。

※横須賀市HPより(ページID:117406)
「海外旅行をするため」虚偽の診断書を使用
横須賀市の発表によると、女性職員は6月7日から16日まで海外旅行をする目的で、虚偽の診断書を用いて病気休暇を取得しました。
市は、この病気休暇の取得を不正と認定しています。
女性職員はその期間、正当な理由なく勤務を欠いたとされ、支給された給与についても不正受給と判断されました。
市の事情聴取でも虚偽報告を繰り返す
問題は病気休暇の取得だけではありませんでした。
市によると、女性職員は事案について事情聴取を受けた際や、所属長との面談でも虚偽の報告を繰り返していました。
横須賀市は、病気休暇の不正取得、正当な理由のない欠勤、給与の不正受給に加え、その後の虚偽報告も含めて処分を判断しました。
「診断書を偽造した」とは確認されていない
今回の事案では、診断書を巡る表現に注意が必要です。
横須賀市が公表しているのは、女性職員が**「虚偽の診断書を用いて」**病気休暇を取得したという事実です。
女性職員自身が診断書を作成したのか、内容を改ざんしたのか、第三者が作成したものなのかについては明らかにされていません。
そのため、現時点で女性職員が「診断書を偽造した」と断定することはできません。
不正受給額や診断書の入手経緯は未公表
市の公表資料では、不正に受給した給与の具体的な金額は明らかにされていません。
また、虚偽の診断書を誰が作成したのか、女性職員がどのような経緯で入手したのか、不正が発覚したきっかけ、給与が返還されているかについても公表されていません。
市が確認しているのは、海外旅行を目的とした病気休暇の不正取得、正当な理由のない欠勤、給与の不正受給、市の調査に対する虚偽報告です。
45歳女性主任を9月30日付で懲戒免職
横須賀市は一連の行為を地方公務員法に基づく懲戒事由に当たると判断し、女性職員を9月30日付で懲戒免職としました。
市が公表している被処分者の情報は、民生局福祉こども部に所属する45歳の女性主任という内容までで、氏名は明らかにしていません。
刑事手続に関する記載なし
横須賀市の公表資料には、逮捕、書類送検、刑事告訴などの刑事手続に関する記載はありません。
現時点で確認できるのは、市による懲戒免職です。
編集部まとめ
横須賀市の45歳女性主任は、海外旅行をするため虚偽の診断書を用いて病気休暇を不正取得し、その期間の給与を不正に受給したとして懲戒免職となりました。
さらに、市の事情聴取や所属長との面談でも虚偽報告を繰り返したとされています。
一方、市は診断書の作成者や入手経緯、不正受給した給与額などを公表していません。
週刊TAKAPI 編集部/一条
特記事項
本稿は2026年9月30日に横須賀市が公表した職員の懲戒処分に関する一次資料をもとに構成しています。
市が公表しているのは「虚偽の診断書を用いた」という事実であり、女性職員自身が診断書を偽造・改ざんしたとの事実は確認されていません。刑事手続、不正受給額、診断書の作成者や入手経緯など、市が公表していない事項については推測していません。

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