2026年秋の叙勲で、愛知県豊橋市の茶農家、岡本広巳さん(73)が旭日単光章を受章した。CBCテレビによると、岡本さんは50年以上にわたり茶園経営に携わり、豊橋の気候に合う茶の品種を研究・選定。「豊橋茶」のブランド力向上に貢献してきた。受章に際し、今後の活動にも意欲を示している。
2026年秋の叙勲 豊橋の茶農家・岡本広巳さんが受章
愛知県は11月3日、2026年秋の叙勲の県内受章者を発表した。発令日も同日となっている。
旭日単光章を受章した岡本広巳さんは、豊橋市の「翠茗園 岡本製茶」で茶づくりに携わってきた茶農家。今回の受章では、長年の茶園経営に加え、地域の気候に適した品種を選び、豊橋茶の価値を高めてきた歩みが伝えられている。
豊橋茶のブランド力を高めた品種研究 地域の気候に合わせた栽培
岡本さんの茶園経営は50年以上に及ぶ。その中で取り組んできたのが、さまざまな品種の研究と、豊橋の気候に合う品種の選定だ。
CBCテレビは、岡本さんが地域に適した品種を選び抜き、「豊橋茶」のブランド力を高めることに貢献したと報じている。長年にわたる栽培の積み重ねが、今回の受章を伝える報道の中心となっている。
翠茗園 岡本製茶は豊橋市東細谷町 早生から晩生まで複数品種を栽培
翠茗園 岡本製茶は、静岡県との県境に近い豊橋市東細谷町にある。
2024年に公開された同園への取材記事では、約5ヘクタールの茶畑で、収穫時期の異なる複数の品種を育てる取り組みが紹介されている。栽培品種には「さえみどり」「つゆひかり」「やぶきた」「おくみどり」などがある。なお、面積や栽培品種は同記事掲載時点の情報。
収穫作業を分散し、茶葉を適した時期に摘み取る工夫
同園が早生から晩生まで複数の品種を栽培する背景には、摘み取りの時期を分散させる狙いがある。
家族経営では、一度に収穫時期が重なると、適したタイミングで全ての茶葉を摘み取ることが難しくなる。そこで、品種ごとの生育時期の違いを生かし、それぞれの茶葉を適期に収穫できるよう工夫しているという。品種を組み合わせることが、収穫作業と品質管理を支えている。
岡本広巳さん「大変うれしく思っています」 受章後の活動にも意欲
岡本さんはCBCテレビの取材に、受章の喜びを「大変うれしく思っています」と語った。
その上で、受章に伴う責任にも言及。これからも勲章に恥じない活動を続けていきたいとの意向を示した。
特記事項
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