東京都昭島市で10代前半の少女を誘拐し、ラブホテルに連れ込んで性的な行為をした上、その様子を撮影したとして、警視庁は世田谷区の自営業・米田慎吾容疑者(42)を、わいせつ目的誘拐などの疑いで逮捕した。
捜査の端緒となったのは、少女の母親から7月27日に寄せられた110番通報だった。警視庁が少女の所在を調べ、昭島市内のラブホテルで米田容疑者と一緒にいるところを確認。その後のスマートフォン解析から、5日前の7月22日に起きたとされる別の容疑が浮上した。
米田容疑者のスマートフォンからは、自身で撮影したとみられる性的な動画や画像がおよそ200点見つかっており、警視庁が内容を調べている。米田容疑者は黙秘している。
SNSで接点 7月22日に初めて対面
警視庁によると、米田容疑者と少女が接点を持ったのは2026年5月ごろだった。
少女のSNS投稿に米田容疑者がメッセージを送り、その後やり取りを続けていた。実際に会ったのは7月22日が初めてだったとされる。
警視庁は、米田容疑者が同日、少女を誘拐して昭島市内のラブホテルへ連れ込み、性的な行為をした上でその様子を撮影した疑いがあるとして捜査している。
5日後、母親の110番で所在を特定
7月27日、少女の母親から「遊びに出た娘と連絡が取れない」と110番通報があった。
警視庁が所在確認を進めた結果、少女が昭島市内のラブホテルにいることを特定した。
警察官がホテルを確認すると、室内には米田容疑者と少女がいた。警視庁はこの際、米田容疑者を不同意性交の疑いで現行犯逮捕した。
今回の7月22日の容疑は、この逮捕後に捜査を進める中で新たに判明したものだ。
スマホ解析から別日の容疑が浮上
今回の事件で重要なのは、7月27日の現行犯逮捕だけで捜査が終わらず、押収したスマートフォンの解析から別の日の行為が明らかになった点にある。
警視庁によると、端末からは米田容疑者自身が撮影したとみられる性的な動画や画像がおよそ200点確認された。
ただし、約200点すべてが今回の少女に関係するものではなく、それぞれの撮影対象や撮影時期、事件との関連について確認が続いている。
警視庁は端末内のデータやSNS上の通信履歴などを調べ、ほかにも事件に関係する行為がなかったか捜査している。
7月22日と27日、二つの時点を捜査
今回公表された内容を時系列で整理すると、7月22日に今回の逮捕容疑となった行為があり、その5日後の27日に母親から110番通報が入った。
27日にホテルで少女を発見したことで米田容疑者が現行犯逮捕され、その後のデジタル解析によって22日の容疑が判明した。
一つの通報から所在確認、現行犯逮捕、端末解析へと捜査が進み、別日の容疑へ広がった経緯になる。
米田容疑者は取り調べに対し黙秘しており、警視庁が当時の詳しい状況を調べている。
編集部まとめ
今回の事件は、7月27日の110番通報を起点に、それ以前の7月22日の容疑まで捜査がさかのぼった。
とりわけスマートフォンの解析結果は今後の焦点となる。約200点の動画や画像については詳細が公表されておらず、何人が写っているのか、撮影時期や事件との関連がどこまで確認されるのかは現段階では分からない。
捜査の進展によって、新たな容疑や被害の有無が明らかになれば重要な続報となる。
週刊TAKAPI編集部/一条
特記事項
米田慎吾容疑者は逮捕された段階であり、有罪が確定したものではない。
被害者は10代前半の少女であるため、氏名、具体的な年齢、学校、住所など、個人の特定につながる情報は記載していない。
スマートフォンから確認された約200点の動画・画像について、すべてが今回の少女に関係するもの、あるいは犯罪行為によって撮影されたものと確定しているわけではない。内容と事件との関連については捜査中となっている。
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