北海道函館市で、殺人未遂の罪で起訴されていた大川清被告(77)が、勾留の執行停止中に入院していた病院から行方不明となり、警察と函館地検が行方を捜しています。
大川被告が病院からいなくなったのは8月16日夕方ごろ。しかし、函館地検が事案を公表したのは18日で、判明から公表まで約2日が経過しました。近隣住民からは不安の声が上がっています。
殺人未遂で起訴された大川清被告とは
大川清被告(77)は函館市に住む無職の男で、2026年6月、自宅で妻の頭を金づちで複数回殴ってけがをさせたとして逮捕され、その後、殺人未遂の罪で起訴されました。
報道によると、妻は救急搬送されましたが、命に別状はなかったとされています。また事件後、大川被告自身が通報したとみられています。
病気の治療で勾留の執行停止 その日の夕方に姿消す
函館地検によると、大川被告は8月16日朝、病気の治療を受けるため、函館地裁から勾留の執行停止が認められ、函館市内の病院に入院しました。
ところが、その日の夕方ごろ、病院から姿が見えなくなったということです。
勾留の執行停止は同日中に取り消され、函館地検と警察が大川被告の行方を捜しています。
なぜ約2日間、公表されなかったのか
今回、大きな焦点となっているのが公表までの時間です。
大川被告が行方不明になったのは16日夕方ごろでしたが、函館地検が公表したのは18日。約2日間、地域住民には事案が広く知らされていませんでした。
報道によると、検察側は、公表を直ちに行わなかった理由について、他人に危害が及ぶおそれはないと判断していたことや、被告の監視状況に問題があったとは考えていないとの説明をしています。
一方、近隣住民からは、行方不明の情報をより早く知らせてほしかったという趣旨の声も出ています。
地域住民に広がる不安
大川被告が殺人未遂罪で起訴されていることもあり、周辺住民の間には不安が広がっています。
ANNの取材では、戸締まりを強化する住民や、公表が遅れた理由を疑問視する声が紹介されています。
函館地検は、被告が所在不明になり国民に不安を与えかねない事態となったことについて「遺憾」とする趣旨のコメントを出しています。
病院を離れた行為が新たな罪に問われる可能性も
函館地検によると、勾留の執行停止中であっても、指定された入院場所から正当な理由なく離れた場合、制限住居離脱罪に問われる可能性があるとしています。(HTB北海道テレビ)
今後、大川被告が発見・確保された場合には、病院を離れた経緯についても詳しく調べられるとみられます。
8月19日時点でも捜索続く
週刊TAKAPIが8月19日夕方までの主要報道を確認した範囲では、大川被告を確保したとの新たな発表は確認できていません。
警察と検察による捜索が続く中、今回の事案では、大川被告の行方だけでなく、勾留執行停止中の監視体制や、地域住民への情報提供が適切だったのかという点も焦点となっています。
週刊TAKAPIでは、大川被告の発見・確保や函館地検から新たな説明があった場合、続報としてお伝えします。
※この記事は函館地検の説明や複数の報道機関による報道をもとに、週刊TAKAPIが独自に整理・構成したものです。大川被告は殺人未遂罪で起訴されていますが、刑事責任については裁判で判断されます。
何が起きた?
編集部まとめ
北海道函館市で殺人未遂罪に問われている大川清被告(77)が、病気の治療のため勾留執行停止中だった8月16日、入院先の病院から行方不明となった。函館地検が公表したのは約2日後の18日で、検察側は他人に危害が及ぶおそれはないと判断していたなどと説明している。警察と検察が行方を捜している。
サイト訪問者数

コメント
0件まだコメントはありません。最初のコメントを投稿してみませんか。
この記事のコメント投稿は締め切られています。