沖縄県名護市城1丁目の医療機関駐車場で8月21日、在沖米海兵隊所属の男性が車内で頭部から血を流して死亡していた事案で、現場から南へ約200メートルの場所にいた近隣男性が、同日正午ごろに「パーン」という音を1回聞いたと証言していることが22日、新たに明らかになりました。
男性は「結構はっきり聞こえた」とし、当初は事故かと思い外を確認したものの、異変に気付かず室内へ戻ったと説明しています。その後、午後4時ごろから周辺でサイレンの音が響き始めたとしています。
音と死亡との関連は確認されず
重要なのは、近隣男性が聞いた「パーン」という音が、死亡した米海兵隊員の事案と関係する音だったかどうかは現時点で確認されていないことです。
これまでに、男性が車の運転席で小型拳銃のようなものを手にした状態で死亡していたこと、頭部から出血していたことは県警の発表などで明らかになっていますが、近隣男性が聞いた音を「銃声」と断定する根拠は公表されていません。
県警は男性の死因や拳銃のような物の真正性、所有関係、第三者関与の有無などを調べています。
米憲兵3人が現場周辺で待機
現場では21日午後5時ごろから規制線が張られ、車両にブルーシートが掛けられました。県警の捜査員が現場検証を進める中、米軍憲兵3人が規制線付近で待機し、午後6時半ごろに現場へ入ったことも確認されています。
県警は21日夜、死亡した男性が在沖米海兵隊所属だったことを発表しています。一方、氏名、階級、所属部隊、拳銃のような物が軍から支給されたものかどうかについては、22日午後6時時点でも新たな確定情報は確認できていません。
編集部まとめ
名護市の医療機関駐車場で死亡した在沖米海兵隊員を巡り、現場から約200メートル離れた場所にいた男性が、発見より前の正午ごろに「パーン」という音を聞いたと証言していたことが新たに分かりました。また、県警の現場検証中には米憲兵3人が現場周辺で待機し、その後現場へ入っています。
ただし、証言された音が銃声だったのか、今回の死亡と関係するものだったのかは確認されていません。次の最重要差分は、司法解剖などによる死因、拳銃のような物の鑑定結果、男性の詳しい身元、第三者関与の有無です。
週刊TAKAPI編集部/一条
特記事項
近隣住民の「パーンという音」は目撃・聴取証言であり、警察が銃声と認定した情報ではありません。音と死亡事案との因果関係も未確認です。本記事では新たに判明した現場証言と、県警が確認している事実を明確に分離しています。
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