【速報・兵庫】「強盗に200万円奪われ気絶」は虚偽 スーパー従業員の女逮捕 金庫から約400万円盗んだ疑い 朝来市

兵庫県朝来市のスーパーで強盗被害を申告した50歳のパート従業員が金庫から約400万円を盗んだ疑いで逮捕された事件

兵庫県朝来市のスーパーで「駐車場で何者かに襲われ、売上金約200万円を奪われた」と申告していたパート従業員の女が、実際には勤務先の金庫から現金約400万円を盗んだとして、8月26日、窃盗の疑いで逮捕された

逮捕されたのは、朝来市に住むパート従業員、梅村里香容疑者(50)

警察によると、梅村容疑者は8月24日午前11時3分ごろ、朝来市生野町口銀谷にあるスーパー「ミニフレッシュ生野店」の事務所で、金庫から現金約400万円を盗んだ疑いが持たれている。梅村容疑者は金庫を開けることができる立場だった。

「背後から締められ気絶」警察は当初、強盗事件として捜査

事件当日の24日午後、梅村容疑者は、店の売上金を銀行に入金するため店を出たあと、駐車場で「後ろから両腕で胸付近を締められて気を失った」などと説明していた。

さらに、意識を取り戻すとポーチの中に入れていた金曜日から日曜日までの売上金約200万円がなくなっていたと申告。警察は当初、強盗事件として捜査を開始していた。

8月24日の発表段階では、女性従業員が何者かに襲われて現金約200万円を奪われた事件として公表され、犯人の行方を追う捜査が進められていた。

防犯カメラを確認 「強盗」に結び付く人物確認されず

ところが、その後の捜査で状況が一変した。

警察が店内外の防犯カメラなどを確認したものの、梅村容疑者が説明した強盗事件につながる人物や動きは確認されなかったという。

一方、店内の防犯カメラには、梅村容疑者が金庫を開ける様子や、不審な動きをする姿が記録されていた。別の報道では、金庫を何度も開け閉めする姿も確認されたとされている。

警察がさらに調べたところ、梅村容疑者が金銭面で困っていた事情も浮上。改めて事情を聴いた結果、強盗被害の申告が虚偽だったことを認めたという。

「盗んだことがバレないようにウソをついた」

梅村容疑者は窃盗容疑を認めている。

警察の調べに対し、売上金を盗んだことが発覚しないよう強盗被害に遭ったと店長にうそを言った趣旨の供述をしているという。また、「経済的に追い込まれていた」とも話している。

警察は梅村容疑者の自宅などを捜索し、盗まれたとみられる現金のうち約320万円を確認。残る約80万円の使途についても捜査を進めている。

虚偽申告は偽計業務妨害の疑いも視野

今回の事件では、窃盗容疑だけでなく、存在しない強盗事件を申告したことで警察が実際に強盗事件として捜査に動いた点も焦点となる。

警察は、虚偽の申告によって警察業務を妨害したとして、偽計業務妨害の疑いも視野に、詳しい経緯を調べている。

編集部まとめ

「強盗に襲われて気絶し、売上金約200万円を奪われた」とされた事件は、発生から2日後、被害を申告していた従業員本人が約400万円を盗んだ疑いで逮捕されるという異例の展開となった。

捜査の転換点になったのは、防犯カメラの映像と申告内容との不整合だった。

当初の申告を前提に警察は強盗事件として捜査しており、周辺で犯人を捜す活動も必要となった。虚偽申告が事実であれば、単に勤務先の現金を盗んだという問題だけでは終わらない。

今後は約400万円を盗んだとされる詳しい経緯、残る現金の行方に加え、強盗被害を装う行為をいつ、どの段階で考えたのかについても捜査が進むとみられる。

週刊TAKAPI編集部/一条

特記事項

この記事は2026年8月26日午後0時台までに確認できた公表・報道内容を基に構成しています。梅村容疑者は窃盗容疑を認めているとされていますが、刑事責任は今後の捜査・司法手続きによって判断されます。虚偽申告に関する偽計業務妨害については、現時点では捜査対象として検討されている段階であり、同容疑で逮捕・立件されたことを意味しません。

Q事件が起きたのはいつ?
A金庫から現金が盗まれたとされるのは2026年8月24日午前11時すぎです。
Q逮捕されたのはいつ?
A8月26日です。事件発生・当初発表の日と逮捕日は異なります。
Qいくら盗まれた疑いがある?
A店の金庫から約400万円を盗んだ疑いが持たれています。
Qなぜ最初は約200万円の強盗事件だった?
A梅村容疑者が、銀行へ入金する途中で襲われ、売上金約200万円を奪われたと申告していたためです。
Q虚偽申告についても処罰される?
A警察は偽計業務妨害の疑いも視野に捜査していますが、8月26日午後0時台時点では、その容疑での立件が確定したとは確認されていません。

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