福岡市西区の飲酒運転事故、3歳児が死亡 軽乗用車が大型バイク3台に追突 68歳男を危険運転致死傷容疑で捜査へ

福岡市西区小田で20日、軽乗用車が大型バイク3台に次々と追突し、転倒したバイクが歩行者に衝突した事故で、意識不明の重体となっていた3歳の男児が21日、搬送先の病院で死亡した。

警察は軽乗用車を運転していた福岡市西区の無職、大神正治容疑者(68)を危険運転傷害の疑いで現行犯逮捕しており、男児の死亡を受け、危険運転致死傷容疑に切り替えて事故当時の状況を詳しく調べる方針だ。

福岡市西区で軽乗用車が大型バイク3台に相次いで追突

事故が起きたのは20日午前11時すぎ。福岡市西区小田で、軽乗用車が走行していた大型バイク3台に次々と追突した。

追突されたバイクは転倒し、そのうちのバイクが複数の歩行者に衝突。事故に巻き込まれた3歳の男児は意識不明の重体となり、病院で治療を受けていた。

しかし、21日午前8時すぎ、搬送先の病院で死亡が確認された。

この事故では、男児の両親など5人もけがをしている。

68歳男を危険運転傷害容疑で現行犯逮捕

警察は事故後、軽乗用車を運転していた大神容疑者について、アルコールの影響によって正常な運転が困難な状態だったとして、危険運転傷害の疑いで現行犯逮捕した。

これまでの報道では、大神容疑者の呼気から1リットル当たり0.99ミリグラムのアルコールが検出されたとされている。

また、事故直前には制限速度40キロの道路を速度超過して走行していた可能性も報じられており、警察が事故に至るまでの運転状況を調べている。

「お酒の影響でアクセルとブレーキを踏み間違えた」と供述

取り調べに対し、大神容疑者は「お酒の影響でアクセルとブレーキを踏み間違えた」という趣旨の供述をし、容疑を認めているという。

今後の捜査では、飲酒量や飲酒した時間・場所、事故直前の速度、ブレーキやアクセルの操作状況など、正常な運転が困難な状態だったと判断するに至った具体的な経緯が焦点となる。

3歳児死亡、危険運転致死傷容疑へ切り替え

男児の死亡を受け、警察は大神容疑者について、危険運転傷害から危険運転致死傷に容疑を切り替え、事故当時の詳しい状況を調べる方針だ。

危険運転致死傷罪は、アルコールや薬物の影響によって正常な運転が困難な状態で自動車を走行させ、人を死傷させた場合などを対象としている。

今回の事故についても、単に飲酒していたという事実だけでなく、アルコールが実際の運転能力にどの程度影響していたのかなどが捜査上の重要なポイントとなる。

警察は事故に至る経緯をさらに詳しく調べている。

このニュースのポイント

Q福岡市西区で何があった?
A20日午前11時すぎ、福岡市西区小田で軽乗用車が大型バイク3台に次々と追突し、転倒したバイクが複数の歩行者に衝突しました。
Q被害は?
A意識不明の重体となっていた3歳の男児が21日午前8時すぎ、搬送先の病院で死亡しました。男児の両親など5人もけがをしています。
Q運転していた男は?
A警察は福岡市西区の無職、大神正治容疑者(68)を危険運転傷害の疑いで現行犯逮捕しています。
Q今後の捜査は?
A3歳児の死亡を受け、警察は危険運転致死傷容疑に切り替え、飲酒状況や事故直前の運転状況などを詳しく調べる方針です。

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担当記者:松本