大阪府教育委員会は24日付で、女子バスケットボール部の指導中に生徒の頭を叩くなどの体罰や、不適切な発言を繰り返したとして、府立高校に勤務する女性教師(42)を減給6カ月の懲戒処分とした。
女性教師は女子バスケットボール部の顧問を務めていた。府教委によると、部員6人が被害を訴え、このうち3人が退部した。生徒にけがはなく、この問題を理由に不登校となった生徒もいないという。
指示が通らないと頭を叩く 不適切な発言も
府教委によると、女性教師は部活動の指導中、フォーメーションなどの指示が通らなかった際、生徒の頭を叩く行為を日常的に行っていた。
また、生徒に対して「お前ら嫌いやねん」などと発言することもあったという。
府教委は、こうした行為を体罰や生徒に精神的苦痛を与える不適切な指導と判断し、懲戒処分とした。
6人が被害訴え 3人が退部
被害を訴えた部員は6人。
このうち3人が「部活動の指導が厳しくてしんどい」などとして退部した。
一方、府教委によると、生徒に身体的なけがはなく、不登校になった生徒も確認されていない。
2025年10月、生徒が担任へ相談し発覚
問題が明らかになったのは2025年10月。
部員の1人が担任教師に相談したことをきっかけに学校側が把握し、管理職が女性教師を指導した。
女性教師は現在も同じ府立高校に勤務し、女子バスケットボール部の顧問を続けているという。
女性教師「技術力向上のためという思いが強かった」
女性教師は府教委の調査に対し、体罰や不適切な言動を認めている。
そのうえで、「技術力の向上のために頑張ってもらう必要があるという思いが強かった」と説明した。
また、「教育者として生徒・保護者の心を傷つけ、信頼を失ってしまい深く反省している」と話しているという。
編集部まとめ
大阪府教委は、女子バスケットボール部の指導で体罰や不適切な言動を繰り返したとして、42歳の女性教師を減給6カ月とした。
被害を訴えた部員は6人で、3人が退部した。問題は2025年10月に生徒からの相談で発覚し、女性教師は管理職から指導を受けた後も同じ高校で顧問を続けている。
今後は、懲戒処分後の指導体制や再発防止策が確認点となる。
週刊TAKAPI 編集部
特記事項
この記事は2026年9月24日までに確認された府教育委員会の処分内容に基づく公開報道をもとに構成しています。
学校名、女性教師の氏名、生徒を特定できる情報は公表されていません。

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