【千葉】船橋市道路部47歳職員を停職6カ月 本八幡駅で陰部露出疑い逮捕、不起訴後に懲戒

船橋市道路部の47歳男性職員が本八幡駅で公然わいせつの疑いで逮捕され不起訴となった後、停職6カ月の懲戒処分を受けた問題を伝えるニュース画像

船橋市は10月6日、JR本八幡駅のホームで女性に陰部を露出したとして公然わいせつの疑いで逮捕され、その後不起訴となった道路部の47歳男性職員について、停職6カ月の懲戒処分とした。

職員は8月1日に逮捕され、8月25日付で不起訴処分となっていた。

船橋市は刑事手続きとは別に、地方公務員法29条1項1号、3号に該当すると判断し、10月6日付で停職6カ月とした。

今回の事案では、「逮捕されたが不起訴となった刑事手続き」と「自治体職員としての懲戒判断」を分けて見る必要がある。

8月1日、本八幡駅ホームで逮捕

船橋市などによると、職員は道路部に所属する係員で、年齢は47歳。

8月1日、千葉県市川市にあるJR本八幡駅のホームで女性に対して陰部を露出したとして、公然わいせつの疑いで逮捕された。

事件が起きた場所は船橋市内ではなく市川市だが、対象者が船橋市職員だったことから、船橋市が服務上の調査と懲戒判断を行った。

8月25日に不起訴 理由は公表されず

職員は8月25日付で不起訴処分となった。

ただし、不起訴となった具体的な理由は公表されていない。

不起訴となった以上、この職員が刑事裁判で有罪と認定された事実はない。

一方、不起訴となったことと、自治体が地方公務員としての服務上の責任を判断することは別の手続きとなる。

船橋市は、その後も内部で事実関係を確認し、10月6日に停職6カ月の懲戒処分を決定した。

市は地方公務員法29条1項1号・3号に該当と判断

市は今回の事案について、地方公務員法29条1項1号と3号に該当すると判断した。

同条は地方公務員に対する懲戒処分の根拠を定めており、法令などに違反した場合や、全体の奉仕者としてふさわしくない非行があった場合などを対象としている。

今回、市は刑事事件で起訴されたかどうかだけではなく、市職員としての服務上の責任を別途判断したことになる。

焦点は「市が何を根拠に停職6カ月と判断したか」

今回の処分で最も重要な点は、不起訴後に船橋市がどのような内部確認を行い、停職6カ月という処分を決めたのかという点だ。

現時点の公表情報だけでは、

  • 本人が市の内部聴取でどのような説明をしたのか
  • 市がどの資料や事実を確認したのか
  • 不起訴理由を市側が把握していたのか
  • 停職6カ月とした具体的な量定根拠
  • 逮捕後から懲戒処分までの勤務上の扱い

といった詳細は明らかになっていない。

刑事手続きが不起訴で終了しているだけに、市が服務上の責任をどこまで認定したのかは、今回の処分を理解するうえで重要なポイントになる。

「不起訴」と「懲戒処分」は同じ判断ではない

刑事事件では、警察による捜査を経て、検察が起訴するか不起訴とするかを判断する。

これに対し、自治体の懲戒処分では、職員としての服務規律や信用保持、公務員としての適格性などを自治体自身が判断する。

そのため、刑事事件が不起訴となった場合でも、自治体内部の調査によって服務上の責任が認定されれば、懲戒処分が行われる場合がある。

今回も、船橋市は8月25日の不起訴後、約1カ月半を経て停職6カ月を決定した。

船橋市「服務規律と綱紀保持を徹底」

船橋市は今回の処分を受け、服務規律と綱紀保持を改めて徹底し、市民からの信頼回復に努めるとしている。

市は、昨年から職員が逮捕される事案が発生していることも踏まえ、職員への指導を強化する考えを示している。

今回の処分では47歳職員本人への懲戒が公表された一方、管理監督者への処分や注意措置については明らかにされていない。

停職後の配置や復職は公表されず

停職期間は6カ月。

現時点では、停職期間終了後に職員がどの部署へ復職するのか、道路部に戻るのか、異動となるのかなどは公表されていない。

また、本人から退職の申し出があったかどうかも明らかになっていない。

処分の決定だけでなく、その後の職員管理をどのように行うかも今後の確認点となる。

編集部まとめ

船橋市は10月6日、道路部の47歳男性職員を停職6カ月の懲戒処分とした。

職員は8月1日、市川市のJR本八幡駅ホームで女性に陰部を露出したとして公然わいせつの疑いで逮捕され、8月25日に不起訴となった。

それでも船橋市は、地方公務員法29条1項1号・3号に該当すると判断し、刑事手続きとは別に懲戒処分を決定した。

今回の焦点は「不起訴なのになぜ処分したのか」という単純な対立ではなく、市が内部調査でどのような事実を確認し、何を根拠に停職6カ月が相当と判断したのかという点にある。

不起訴理由や本人の内部聴取内容、具体的な量定根拠については、現時点では公表されていない。

週刊TAKAPI 編集部/松本

特記事項

本記事は2026年10月6日に船橋市が公表した懲戒処分情報と、千葉県警の公開情報をもとに構成しています。

当該職員は8月25日付で不起訴となっており、有罪判決を受けた事案ではありません。不起訴理由は公表されていないため、その理由について推測による記載はしていません。

Q船橋市の職員はどのような処分を受けましたか?
A道路部の47歳男性職員が、2026年10月6日付で停職6カ月の懲戒処分を受けました。
Q何の疑いで逮捕されましたか?
A8月1日、JR本八幡駅のホームで女性に陰部を露出したとして、公然わいせつの疑いで逮捕されました。
Q刑事事件はその後どうなりましたか?
A8月25日付で不起訴処分となりました。不起訴理由は公表されていません。
Q不起訴でも懲戒処分は行われるのですか?
A刑事手続きと自治体内部の懲戒判断は別です。船橋市は地方公務員法29条1項1号・3号に該当すると判断し、停職6カ月としました。
Q本八幡駅は船橋市内ですか?
Aいいえ。本八幡駅は千葉県市川市にあります。処分対象者が船橋市道路部の職員だったため、船橋市が懲戒処分を公表しています。

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