山形県新庄市で、90代女性から通帳をだまし取ろうとしたとして、警察は23日、詐欺未遂の疑いで17歳の少年を逮捕した。女性は通帳を渡しかけたが、近所の住民に相談したことで詐欺の可能性に気づき、被害は未然に防がれた。
事件は22日午前11時30分ごろに始まった。女性宅に銀行員を名乗る人物から電話があり、「利息の還付手続きがある」「古い通帳を新しい通帳に交換する」などと説明されたという。
その後、午前11時55分ごろ、受け子とみられる少年が女性宅を訪問。通帳を受け取ろうとしたが、女性が近所の住民に相談したところ、詐欺の可能性を指摘された。少年は通帳を受け取らず、その場から逃走した。
警察は周辺の情報などをもとに少年の行方を追い、23日に逮捕した。少年は犯行への関与を認めているとみられる。警察は、少年が誰から指示を受けたのか、ほかに関与した人物がいるのかを調べている。
今回の手口は、銀行員などを装って高齢者宅に電話をかけ、通帳やキャッシュカードを直接受け取ろうとする特殊詐欺の一種とみられる。銀行や役所が、電話で通帳やキャッシュカードの受け渡しを求めることはない。
「通帳を交換する」
「カードを預かる」
「職員を向かわせる」
この言葉が出た場合は、すぐに家族や警察に相談してほしい。
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編集部まとめ
山形県新庄市で、90代女性を狙った特殊詐欺未遂事件が発生した。
銀行員を名乗る電話は22日午前11時30分ごろにあり、受け子とみられる少年は午前11時55分ごろ女性宅を訪れた。
女性は近所の住民に相談し、通帳を渡さずに済んだ。
警察は23日、詐欺未遂の疑いで17歳の少年を逮捕した。
警察は指示役や共犯関係を調べている。

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