栃木・上三川町強盗殺人事件 主導役とみられる48歳男をICPO「赤手配」 海外逃亡先で身柄確保へ

栃木県上三川町の住宅で5月14日、富山英子さん(69)が殺害された強盗殺人事件で、国際刑事警察機構、ICPOが、事件を主導した疑いで逮捕状が出ている益田和彦容疑者(48)を国際手配したことが分かった。手配は、各国の警察機関に所在確認と身柄拘束を求める「赤手配」。警察庁の要請を受け、顔写真や身体的特徴が公開された。

益田容疑者は、竹前海斗容疑者(28)と妻の美結容疑者(25)、実行役とされる16歳の少年4人らと共謀し、強盗目的で富山さん宅に押し入り、富山さんを殺害した疑いが持たれている。事件後の5月17日、成田空港から中国へ出国したことが確認され、その後、東南アジア方面に潜伏している可能性がある。

赤手配は国際逮捕状ではないが、加盟国の警察が対象者を発見した場合、引き渡しや退去強制などに向けた手続きにつながる。外務省はすでに益田容疑者に旅券返納命令を出しており、警察当局は渡航先が判明し次第、現地当局に捜査協力を求める方針だ。

これまでに、実行役の少年4人と竹前夫婦は逮捕されている。捜査では、益田容疑者が秘匿性の高い通信アプリを使い、竹前容疑者らに指示を出していた疑いが浮上している。凶器とみられるバールの準備や、標的情報の伝達に関与した可能性も調べられている。

今後の焦点は、益田容疑者の身柄確保と、事件の指示系統の解明だ。実行役、現場指示役、主導役の役割がどこまで分かるかが、強盗殺人事件の全容解明を左右する。

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編集部まとめ

栃木・上三川町の強盗殺人事件で、主導役とみられる益田和彦容疑者がICPOの赤手配となった。事件後に成田空港から中国へ出国し、東南アジア方面に潜伏している可能性がある。今後は、現地当局との連携による身柄確保と、竹前夫婦、実行役少年4人、益田容疑者をつなぐ指示系統の解明が焦点となる。

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