大阪市天王寺区の市立小学校で、腸管出血性大腸菌O157による集団感染が確認された。大阪市が6月30日に発表したもので、感染が判明したのは同校に通う児童12人。いずれも重症化しておらず、入院者も出ていないという。
市によると、6月15日、浪速区内の医療機関から同校児童1人についてO157感染の届出があった。これを受けて市が学校内の状況を確認したところ、体調不良を訴える児童が複数いることが分かった。
市は児童への受診勧奨や健康観察を進め、23日までに新たに2人の感染を確認。その後、接触者を対象に検便調査を行った結果、28日までに陽性者は計12人に増えた。
感染が確認された12人のうち、10人は腹痛や下痢、血便、発熱などの症状を訴えた。一方、2人は無症状だった。現時点で重症者や入院者は確認されていない。
児童らに共通する食事は学校給食のみだったが、市は発症時期などを踏まえ、給食が感染源となった可能性は低いとみている。感染経路の特定には至っておらず、市は引き続き感染児童や接触者の健康観察、検便を継続する。
また、市は学校側に対し、手洗いや消毒の徹底を指導している。O157は汚染された食品を食べたり、感染者との接触を通じたりして広がることがある。予防には、石けんを使った手洗い、食品の十分な加熱、調理器具の衛生管理が重要とされる。
O157は多くの場合、腹痛や下痢、血便などを引き起こす。重症化すると溶血性尿毒症症候群、いわゆるHUSを発症することもあり、特に子どもや高齢者では注意が必要だ。市は感染拡大を防ぐため、学校と連携しながら対応を続けている。
要点まとめ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 発表日 | 6月30日 |
| 発生場所 | 大阪市天王寺区内の市立小学校 |
| 感染症 | 腸管出血性大腸菌O157 |
| 感染確認 | 児童12人 |
| 症状あり | 10人 |
| 無症状 | 2人 |
| 主な症状 | 腹痛、下痢、血便、発熱 |
| 重症者 | なし |
| 入院者 | なし |
| 初確認 | 6月15日、医療機関から児童1人の感染届出 |
| 市の見方 | 給食が感染源となった可能性は低い |
| 対応 | 健康観察、検便、手洗い・消毒の指導 |
編集部まとめ
大阪市天王寺区の市立小学校で、腸管出血性大腸菌O157による集団感染が確認され、児童12人が陽性となった。12人のうち10人に腹痛、下痢、血便、発熱などの症状があったが、現時点で重症者や入院者は確認されていない。児童らに共通する食事は学校給食のみだったものの、大阪市は発症時期などを踏まえ、給食が感染源となった可能性は低いとみている。市は感染経路の特定を進めるとともに、感染児童や接触者の健康観察、検便調査、学校での手洗い・消毒徹底を継続している。
特記事項
本記事は大阪市発表および各社報道を基に構成しています。感染が確認された児童は未成年のため、学校名や個人を特定する情報は掲載していません。現時点で重症者・入院者は確認されていませんが、O157は重症化すると溶血性尿毒症症候群を引き起こす可能性があるため、今後の健康観察が重要です。感染経路は特定されておらず、今後の調査結果により内容を更新する可能性があります。
Q1. O157の集団感染はどこで確認されましたか?
A1. 大阪市天王寺区の市立小学校で確認されました。
Q2. 感染が確認されたのは何人ですか?
A2. 同校に通う児童12人の陽性が確認されています。
Q3. 重症者や入院者はいますか?
A3. 現時点で重症者や入院者は確認されていません。
Q4. どのような症状が出ていますか?
A4. 12人のうち10人に腹痛、下痢、血便、発熱などの症状が確認されました。2人は無症状でした。
Q5. 学校給食が感染源ですか?
A5. 児童らに共通する食事は学校給食のみでしたが、大阪市は発症時期などを踏まえ、給食が感染源となった可能性は低いとみています。
Q6. 市はどのような対応をしていますか?
A6. 感染児童や接触者の健康観察、検便調査を継続し、学校側に手洗いや消毒の徹底を指導しています。

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