千葉県市原市の高齢者施設「社会福祉法人 昭和村」で22日、大雨による土砂崩れのため施設につながる道路がふさがり、入居者と職員あわせて約170〜180人が孤立していることが分かった。
複数の報道では、入居者160人と職員20人の計180人とする情報がある一方、入居者と職員をあわせて約170人とする情報もある。現時点でけが人がいるとの情報は出ていない。
昨夜に停電 雨が止んでから道路の寸断を確認
関係者の説明として報じられている内容によると、施設では21日夜に停電が発生した。
雨が止むのを待って周辺を確認したところ、主要道路へ出るための道が土砂崩れでふさがっていることが分かり、施設が孤立した状態になっていたという。
少なくとも22日午後の報道時点では、施設内に入居者と職員が残っている。
救出が始まっているのか、食料や医薬品などの物資が搬入できているのか、停電が復旧したのか、道路をいつ通行できるようになるのかについては明らかになっていない。
市は午前11時に全避難情報を解除 施設の孤立とは別
市原市では台風25号に伴う大雨の影響で、21日に養老川の洪水浸水想定区域へ警戒レベル5「緊急安全確保」が出されるなど、広い範囲に避難情報が発表されていた。
市の発表によると、22日午前6時40分に養老川と村田川の洪水に関する避難情報を解除。さらに午前11時には、市内の警報解除に伴い、すべての避難情報を解除し、避難所を順次閉鎖すると発表した。
ただ、市全体の避難情報が解除されたことと、個別施設への進入路が復旧したことは同じではない。
22日午後になって昭和村の孤立が伝えられており、施設周辺では大雨による影響が残っている。
高齢者施設だけに長期化した場合の対応が焦点
昭和村は多数の高齢者が生活する施設で、報道されている人数は入居者と職員を合わせて約170〜180人に上る。
現時点でけが人の情報はないものの、道路の寸断が長期化した場合、施設への物資搬入や医療・介護体制、電源確保などをどのように維持するのかが確認点になる。
まずは道路啓開や救援の進捗、停電の復旧状況について、市や施設側からの続報が待たれる。
編集部まとめ
市原市の高齢者施設「昭和村」では、大雨による土砂崩れで進入路がふさがり、入居者と職員あわせて約170〜180人が孤立している。けが人の情報はないが、救援や道路復旧、停電の状況はまだ明らかになっていない。市全体の避難情報は解除された一方、施設単位では大雨の影響が続いており、今後は道路啓開と施設内の生活維持が焦点となる。
週刊TAKAPI 編集部
特記事項
本稿は2026年9月22日午後時点で確認できる複数の報道と市原市の発表を整理して構成した。週刊TAKAPIが施設や市原市へ独自取材したものではない。
孤立人数については、入居者160人と職員20人の計180人とする報道と、入居者・職員あわせて約170人とする報道があり、本稿では「約170〜180人」とした。けが人はいないとの情報が報じられている。
救助・救援の開始状況、停電の復旧、道路の開通見通し、施設内の物資状況については現時点で確認できていない。

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