名古屋市南区の時計店で2026年8月15日午前、2人組がハンマーでショーケースを割り、腕時計を奪う事件があり、愛知県安城市の17歳少年と東京都の19歳の男が逮捕されました。
警察は、匿名・流動型犯罪グループ、いわゆる「トクリュウ」が関与した可能性もあるとみて、2人の関係や犯行に至った経緯を詳しく調べています。
午前11時半ごろ、店員がいる時計店を襲撃
事件があったのは8月15日午前11時半ごろ、名古屋市南区西桜町の時計店です。
警察によると、2人は店内のショーケースをハンマーで割り、約83万円相当のものを含む複数の腕時計を奪った疑いが持たれています。
営業時間中で店員がいる中での白昼の犯行でした。
19歳男は店を出たところで取り押さえ
東京都に住む19歳の男は、店から出たところで店員らに取り押さえられ、窃盗の疑いで現行犯逮捕されました。
一方、愛知県安城市の17歳少年は、店の経営者である79歳男性を投げ飛ばすなどしたうえで徒歩で逃走したとされています。
少年はその後、名古屋市南区内で警察に確保され、強盗の疑いで緊急逮捕されました。
2人とも「金が欲しくてやった」
警察の調べに対し、2人はいずれも「金が欲しくてやった」などと話し、容疑を認めているということです。
17歳少年と19歳男がどのように知り合ったのか、事前に店舗を下見していたのか、犯行を指示した人物がいるのかなどについては、現時点で明らかになっていません。
トクリュウによる犯行の可能性も捜査
警察は今回の事件について、匿名・流動型犯罪グループ「トクリュウ」が関与した可能性も視野に捜査しています。
トクリュウは、SNSなどを通じてメンバーを集め、実行役が入れ替わりながら強盗や特殊詐欺などに関与する犯罪形態を指します。
ただし、今回逮捕された2人についてトクリュウとの関係が確認されたと確定しているわけではありません。
警察は2人のスマートフォンや通信履歴なども含め、指示役や共犯者の有無、腕時計の処分先などについて捜査を進めるとみられます。
編集部まとめ
名古屋市南区の時計店で、営業時間中にショーケースをハンマーで壊して腕時計を奪う事件が発生し、17歳少年と19歳男が逮捕されました。
17歳少年については、逃走時に79歳の店経営者へ暴行を加えたとされ、強盗容疑が適用されています。
警察が今後調べる大きなポイントは、2人だけで計画した犯行なのか、それとも背後に指示役や犯罪グループが存在したのかという点です。現段階ではトクリュウとの関係は捜査中であり、断定はできません。
週刊TAKAPI編集部/松本
特記事項
本記事は2026年8月15日時点で公表されている警察発表などを基に構成しています。17歳少年については少年法上の配慮から氏名を掲載していません。19歳の男についても、今回確認できた情報では氏名は公表されていません。
逮捕は有罪を意味するものではありません。2人は容疑を認めているとされていますが、刑事責任は今後の捜査・司法手続きによって判断されます。警察はトクリュウ関与の可能性も調べていますが、現時点で関与が確定したものではありません。
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