宮崎麗果被告に懲役2年6カ月求刑 1億5700万円脱税事件 SNSでは「稼ぐ力と管理能力は別」の声

インフルエンサー「宮崎麗果」として活動していた広告会社社長の黒木麗香被告(38)が、法人税など約1億5700万円を脱税した罪に問われている裁判で、検察側は14日、黒木被告に懲役2年6カ月を求刑しました。

法人としての広告会社「Solarie」にも、罰金5000万円を求刑しています。

黒木被告は、Instagramを中心に美容関連商品やライフスタイルを発信し、フォロワーに商品購入を促すインフルエンサーとして活動してきました。一方で、会社の税務処理をめぐり、架空の業務委託費を計上したなどとして、法人税法違反などの罪に問われています。

架空経費で所得を圧縮か

起訴内容などによりますと、黒木被告は2021年1月期から2024年1月期までの3事業年度で、架空の業務委託費を計上するなどして、会社の所得約4億9600万円を隠したとされています。

免れた法人税は約1億2600万円。さらに消費税約3100万円も脱税したとされ、脱税額はあわせて約1億5700万円にのぼります。

検察側は論告で、多額の架空経費を計上した手口について「計画的・常習的で悪質」と指摘しました。

黒木被告は、知人から架空の領収書などを発行してもらい、経費の水増しを繰り返したとされています。単なる申告漏れではなく、実態のない経費を使って所得を減らした点が、今回の裁判で重く見られています。

全面認否と反省 弁護側は執行猶予を求める

一方で、黒木被告は初公判で起訴内容を認めています。

14日の公判でも反省の言葉を述べ、裁判の最後に謝罪の意思を示しました。

弁護側は、黒木被告が事実関係を争っていないこと、反省の姿勢を示していることなどを踏まえ、執行猶予付きの判決を求めています。

今回の事件は、法人税や消費税をめぐる脱税事件です。被害は国の税収に対するもので、暴力事件や性犯罪のように、特定の個人が身体的被害を受けた事件ではありません。

そのため、判決では、脱税額の大きさ、手口の計画性、認否、反省、納付状況、再発防止策などが判断材料になるとみられます。

判決は7月15日に言い渡される予定で、現時点で量刑は確定していません。

「節税と脱税の違いが分からなかった」にSNSで厳しい声

黒木被告は公判で、売上が想定以上に増え、税金を支払えないと考えたという趣旨の説明をしました。

また、「節税と脱税の違いが当時は分からなかった」とも述べています。

この説明を受け、SNSやニュースコメント欄では厳しい声が相次いでいます。

「1.5億は規模が大きすぎる」
「SNS長者の闇」
「稼ぐ力と管理能力は別」
「そんなことも分からないまま会社をやっていたのか」
「華やかな生活は嘘の上にあった」
「画面の向こうの幸せは本物とは限らない」
「脱税罪が軽いからなくならない」
「執行猶予になったら納税者がばかばかしくなる」
「影響力がある立場なら税務もちゃんとやるべき」

一方で、「起訴内容を認めて反省しているなら執行猶予ではないか」「反省しているなら猶予でもいいのでは」といった声も一部で見られます。

インフルエンサー型ビジネスに問われる税務責任

今回の事件は、インフルエンサーとしての発信力と、会社経営者としての税務責任が同時に問われた裁判です。

SNSで商品を紹介し、フォロワーの消費行動に影響を与える。広告案件やアフィリエイト収入が会社の売上につながる。そうしたビジネスでは、発信力そのものが収益源になります。

だからこそ、売上管理、経費処理、納税責任も重くなります。

今回の事件に直接的な個人被害者はいません。しかし、国への税収被害は社会全体の問題です。さらに、華やかな生活を発信していた人物が、約1億5700万円の脱税事件で裁かれていることに、SNS上では強い反発が広がっています。

一方で、黒木被告は起訴内容を全面的に認め、反省と謝罪の言葉を述べています。弁護側も執行猶予付き判決を求めています。

裁判所が、脱税額、架空経費の計上、インフルエンサーとしての社会的影響、全面認否、反省の姿勢をどう判断するか。

判決は7月15日に言い渡される予定です。


編集部まとめ

インフルエンサー「宮崎麗果」として活動していた黒木麗香被告に、検察側は懲役2年6カ月を求刑しました。

黒木被告は、架空の業務委託費を計上するなどして、法人税と消費税あわせて約1億5700万円を脱税した罪に問われています。

SNSでは、脱税額の大きさや「節税と脱税の違いが分からなかった」という説明に厳しい声が広がっています。

一方で、黒木被告は起訴内容を全面的に認め、反省と謝罪の言葉を述べています。直接的な個人被害者がいる事件ではなく、被害は国への税収被害が中心です。

判決は7月15日に言い渡される予定で、現時点では量刑は確定していません。

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Q. 宮崎麗果被告は何の罪に問われていますか?
A. インフルエンサー「宮崎麗果」として活動していた黒木麗香被告は、法人税や消費税あわせて約1億5700万円を脱税した罪に問われています。

Q. 検察側の求刑は何ですか?
A. 検察側は黒木麗香被告に懲役2年6カ月を求刑し、法人「Solarie」にも罰金5000万円を求刑しました。

Q. 黒木麗香被告は容疑を認めていますか?
A. 黒木被告は起訴内容を認め、反省と謝罪の言葉を述べています。

Q. 執行猶予の可能性はありますか?
A. 弁護側は、起訴内容を認めていることや反省の姿勢を踏まえ、執行猶予付き判決を求めています。ただし、判決はまだ出ていません。

Q. 判決はいつですか?
A. 判決は7月15日に言い渡される予定です。

Q. この事件に直接的な個人被害者はいますか?
A. 暴力事件や性犯罪のような直接的な個人被害者がいる事件ではなく、被害は国への税収被害が中心です。

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