東京・新宿区の大久保公園周辺で、20代女性に売春をさせていたとされる事件で、検察は、田野和彩被告(21)に対し、懲役1年6カ月、罰金30万円、追徴金20万円を求刑した。
起訴状などによると、田野被告は店長の鈴木麻央耶被告(39)と共謀し、20代の女性に対して売春行為を行わせていたとされる。被害女性は、およそ3カ月の間に延べ約400人の相手と売春を強いられ、得られた売上金約600万円はすべて納めさせられていたという。
被害女性は証言で、「身も心もボロボロで、逃げるという発想すら浮かびませんでした」と当時の状況を振り返った。
また、田野被告は、店長による暴行について「止めたことはない。夜の世界ではあり得ることなのかなと思った」と述べており、被害の実態や関与の程度が問われている。
検察側は、組織的に女性を支配し利益を得ていた点を重く見て、実刑を含む厳しい処罰が相当と指摘。一方、弁護側の主張や被告の認否については、今後の審理で明らかになる見通し。
大久保公園周辺では、いわゆる「立ちんぼ」問題が以前から指摘されており、今回の事件は、若年女性を巻き込む構図の一端として波紋を広げている。判決は後日言い渡される見込み。
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