栃木県上三川町の住宅で69歳の女性が殺害された強盗殺人事件で、実行役とみられる16歳の少年4人に続き、指示役とみられる20代の夫婦が逮捕された。

移送される関係者とみられる人物。事件は指示役の存在に捜査が広がっている。
逮捕者は合わせて6人となり、警察は、少年らに犯行を指示した人物の存在や、奪った物を回収する「回収役」など、事件の背後にある組織的な関与について捜査を進めている。
匿名・流動型犯罪グループ、いわゆる「トクリュウ」との関連も視野に入れており、若年層が実行役として利用された可能性がある事件として注目されている。

栃木県上三川町の強盗殺人事件で、指示役とみられる20代夫婦が移送される様子。警察は少年4人との関係や指示系統、回収役の存在について捜査を続けている。
栃木県上三川町の住宅で69歳の女性が殺害された強盗殺人事件で、警察は、実行役とみられる16歳の少年4人に加え、犯行を指示した疑いがある20代の夫婦を逮捕し、事件の全容解明を進めている。
逮捕されたのは、横浜市の無職・竹前海斗容疑者(28)と、妻の竹前美結容疑者(25)。両容疑者は、5月14日、16歳の少年4人らと共謀し、栃木県上三川町の住宅に押し入り、住人の富山英子さん(69)を殺害した疑いが持たれている。
竹前海斗容疑者は、羽田空港の国際線ターミナルで身柄を確保された。海外へ出国しようとしていた可能性もあるとみられる。妻の美結容疑者は、神奈川県内のビジネスホテルで確保され、その際、生後7カ月の女の子を連れていたという。
これまでに、実行役とみられる16歳の少年4人が逮捕されており、今回の夫婦の逮捕で、逮捕者は合わせて6人となった。
警察は、竹前容疑者らが少年らに何らかの指示を出していた可能性があるとみて、事件前のやり取りや指示系統を詳しく調べている。
また、現場から奪われた物を回収する「回収役」など、ほかにも事件に関与した人物がいる可能性があるとして、匿名・流動型犯罪グループ、いわゆる「トクリュウ」との関連も視野に捜査を進めている。
16歳の少年らが実行役とされる一方で、背後に成人の指示役がいた疑いが浮上しており、若年層が犯罪に利用される構図も改めて問題となっている。
警察は、夫婦と少年4人の接点、犯行計画の経緯、金品の流れなどについて慎重に調べを進めている。

[…] 栃木・上三川町強盗殺人事件 指示役とみられる20代夫婦を逮捕 16歳少年4人との関係を捜査 […]