豊橋市の住宅街に“巨大プラ山” 市内8か所で約3万2000トン、住民「火災が怖い」 業者は「ゴミではなく資源」

愛知県豊橋市の住宅街で、大量のプラスチック類が山積みになっている問題が波紋を広げている。


愛知・豊橋市内で確認された大量のプラスチック類。住民からは景観悪化や火災リスクを不安視する声も上がっている。業者側は「廃棄物ではなく有価物」と説明している。

現場では、袋詰めされたプラスチックや合成樹脂類が住宅の近くに積み上げられ、高さは4メートルを超える場所もあるという。市内では同様の保管場所が8か所確認され、消防への届け出総量はおよそ3万2000トンにのぼる。

近隣住民からは「景観が悪い」「風で飛んでくる」「火災が起きたら怖い」といった不安の声が出ており、自治会側は豊橋市に対して立ち入り検査などの対応を求めている。

業者側は「廃棄物ではなく有価物」と主張

所有者側の廃棄物処理業者は、山積みになっている物について「ゴミではなく、再利用を目的とした合成樹脂類」と説明している。

業者側は、これらを燃料化する技術の開発を進めており、金銭的価値のある「有価物」として一時的に保管していると主張。消防への届け出やネットの設置など、必要な対策は行っているとしている。

豊橋市「直ちに廃棄物とは断定できない」

一方、豊橋市は現時点で、強い悪臭や大量飛散などが確認されていないことから、「ただちに廃棄物であると断定できる状態ではない」としている。

そのため、市は業者との話し合いの中で改善を求めながら、今後も状況確認を続ける方針だ。

“ゴミ”か“資源”か 焦点は有価物の判断

今回の問題の焦点は、山積みされたプラスチック類が「廃棄物」なのか、それとも再利用可能な「有価物」なのかという点だ。

住民側からすれば、住宅のすぐ近くに大量のプラスチックが積み上がっている状況は、景観や火災リスクの面で大きな不安材料となる。

一方で、業者側が「資源」と主張している以上、行政がすぐに廃棄物として扱うことは簡単ではない。

住宅街で続く“プラ山問題” 今後の行政対応に注目

豊橋市内で確認されている大量のプラスチック類。

「資源」として保管されているのか、それとも実態として「ゴミ」なのか。

住民の生活環境や火災リスクにも関わる問題だけに、今後、豊橋市がどこまで踏み込んだ対応を取るのか注目される。

送信中です

×

※コメントは最大500文字、5回まで送信できます

送信中です送信しました!

関連記事


最近の記事
  1. 平塚警察署で透明液体散布 41歳男を現行犯逮捕 警察官6人が目や喉の痛み訴え搬送
  2. 豊橋市の住宅街に“巨大プラ山” 市内8か所で約3万2000トン、住民「火災が怖い」 業者は「ゴミではなく資源」
  3. 石川で福祉施設虐待が相次ぐ 中能登「つばさ」で同一職員が再び暴行 県が新規受け入れ3カ月停止
  4. 「放課後児童クラブで女児に性的虐待など5件」白山市が認定 佛子園運営クラブで男性職員2人関与 保護者から「隠ぺい」批判も
過去記事
提携媒体



メルマガ

週刊TAKAPI

新着記事をメールで確認しませんか?