さいたま市桜区の公共施設の女子トイレで、10代の女子高校生の口をふさぎ、腕を押さえ付けてわいせつな行為をしようとしたとして、埼玉県警浦和西署は2026年8月18日、東京都西東京市に住む職業不詳の男(34)を不同意わいせつ未遂の疑いで逮捕した。
女子高校生が悲鳴を上げたため、男は目的を遂げなかったとされる。2人に面識はなかった。
男は警察の調べに黙秘している。警察は施設内の防犯カメラ映像などを調べ、事件に至るまでの行動や余罪の有無を捜査している。
プラザウエストの女子トイレで発生
事件があったのは8月18日午前10時10分ごろ、さいたま市桜区の公共施設「プラザウエスト」の女子トイレ内。
警察によると、男は県内に住む10代の女子高校生に対し、口をふさいで腕を押さえ付け、押し倒したうえで、わいせつな行為をしようとした疑いが持たれている。
女子高校生が悲鳴を上げたことで、行為は未遂に終わったとされる。
被害者が施設職員に被害を申告し、職員が110番通報した。
図書館利用後にトイレへ 男が後を追う様子
女子高校生は事件前、施設内の図書館を利用していた。
その後、女子トイレへ向かったところ、男が後を追うように移動する様子が施設内の防犯カメラに記録されていたという。
警察は通報を受けて捜査を開始。防犯カメラ映像などを確認し、男の特定につなげた。
女子高校生と男に面識はなかった。
公共施設を利用していた未成年者が、面識のない男から女子トイレ内で突然襲われた疑いが持たれている点も、今回の事件の重要な部分となる。
34歳男を不同意わいせつ未遂容疑で逮捕
浦和西署は8月18日、不同意わいせつ未遂の疑いで男を逮捕した。
男は調べに対し黙秘しているという。
逮捕は有罪を意味するものではなく、今後の捜査や刑事手続きによって事実関係が確認される。
警察は防犯カメラに記録された事件前後の行動を詳しく調べるとともに、同様の被害がほかにないか余罪についても捜査している。
防犯カメラが容疑者特定の手掛かりに
今回の捜査では、施設内に設置された防犯カメラの映像が男を特定する重要な手掛かりになったとみられる。
映像には、女子高校生がトイレへ向かった際、男がその後を追うように歩く様子が残されていたという。
警察は今後、男が施設を訪れた時間や移動経路、女子高校生を認識した時点、事件後の行動などについても映像や関係者の証言を照合して確認するとみられる。
現段階では、男が女子高校生をどの時点から認識していたのか、事前に対象を探していたのかなどは明らかになっていない。
公共施設内で起きた事件 余罪も捜査
事件現場となったのは、不特定多数が利用する公共施設内だった。
女子トイレという外部から内部の状況を確認しにくい場所で事件が起きた疑いがあり、施設側の防犯体制についても関心が集まる可能性がある。
ただし、今回の事件を受けて施設側が新たな防犯対策を実施したかどうかなどについては、現時点で確認されていない。
警察は男の行動歴などを調べ、ほかにも同様の被害がなかったか慎重に捜査している。
編集部まとめ
今回の事件では、被害を受けた女子高校生が悲鳴を上げ、直後に施設職員へ申告したことが捜査開始につながった。
さらに、公共施設内の防犯カメラ映像には、男が女子高校生の後を追うように移動する様子が記録されていたとされ、容疑者特定の重要な手掛かりとなった。
一方、男は黙秘しており、事件前に女子高校生をどのように認識したのか、施設内でどのような行動を取っていたのかなど、明らかになっていない点も残る。
警察の捜査では、事件そのものの事実関係に加え、同様の行為が過去になかったかを含めた確認が続く。
週刊TAKAPI編集部/一条
特記事項
この記事は2026年8月20日時点で確認できた公表情報をもとに構成している。
逮捕された男は不同意わいせつ未遂の疑いを持たれている段階であり、刑事責任が確定したものではない。男は警察の調べに黙秘している。
被害者が未成年であることから、氏名や学校名など個人を特定する情報は掲載しない。
男が女子高校生を事前に狙っていたかどうか、同様の事件への関与の有無などは現時点で確認されておらず、警察が捜査している。
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