週刊TAKAPI編集部
名古屋市中村区名駅南で、93歳の女性が金融機関から帰宅する途中、頭に白っぽい液体をかけられ、現金約20万円などを盗まれる事件があった。
女性は突然の出来事に驚いた直後、別の男から「大丈夫ですか」と声をかけられた。その男は心配するふりをして近づき、女性のかばんから封筒を抜き取ったとみられている。
警察は、2人組による計画的な窃盗事件とみて、逃げた男らの行方を追っている。
93歳女性を狙った昼前の犯行
事件が起きたのは、5月13日午前11時前ごろ。現場は名古屋駅から徒歩圏内にある、名古屋市中村区名駅南の集合住宅敷地内だった。
被害に遭ったのは、同区に住む93歳の女性。女性は金融機関で現金を引き出したあと、自宅へ戻る途中だった。
その背後から、20代から40代くらいの男が近づき、女性の頭に白っぽい液体をかけた。
93歳の女性が、昼前の自宅近くで突然液体をかけられる。驚き、足を止めたそのわずかな時間を、別の男が狙ったとみられる。
現金約20万円、通帳、印鑑入り封筒を盗む
液体をかけられた直後、もう1人の男が女性に近づいた。
男は「大丈夫ですか」と声をかけ、助けるような様子を見せた。しかし、女性のかばんから封筒を抜き取ったとみられている。
封筒には、現金約20万円のほか、通帳や印鑑などが入っていた。
女性にけがはなかった。液体についても、有害なものではないとみられている。
警察は、液体をかける役と、声をかけて盗む役が分かれていた可能性があるとみている。
逃げた男2人の特徴
逃げた男はいずれも20代から40代くらい。
1人は黒い長袖Tシャツに灰色のズボン姿。もう1人は灰色のジャケットに黒いズボン姿だった。
また、声をかけた男については、話し方や様子から外国人のようだったとの情報もある。
警察は周辺の防犯カメラ映像を確認し、2人の逃走経路や身元の特定を進めている。
金融機関の帰り道を狙った可能性
今回の事件では、女性が金融機関で現金を引き出した直後に狙われている。
現金を持っている高齢者を見つけ、帰宅途中まで後をつけた可能性もある。白っぽい液体をかけて注意をそらし、別の人物が善意を装って近づく手口は、被害者の混乱につけ込むものだ。
特に高齢者の場合、突然の出来事にすぐ対応することは難しい。今回も、93歳の女性が自宅近くまで戻ったところで被害に遭っており、日常の帰り道がそのまま犯行現場になった。
金融機関で多額の現金を引き出したあとは、封筒を手に見える状態で持ち歩かないこと、不審な接触があった場合は近くの店舗や金融機関に戻ることが必要になる。
警察は、同じような手口への警戒を呼びかけるとともに、逃げた2人組の行方を追っている。
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編集部まとめ
名古屋市中村区名駅南で、93歳の女性が金融機関から帰宅途中に現金約20万円などを盗まれました。
女性は頭に白っぽい液体をかけられたあと、別の男から「大丈夫ですか」と声をかけられました。その隙に、現金や通帳などが入った封筒を抜き取られたとみられています。
逃げたのは20代から40代くらいの男2人です。警察は、防犯カメラ映像などから行方を追っています。

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