インターネット掲示板「2ちゃんねる」の創設者で実業家のひろゆき氏と、元兵庫県明石市長で参議院議員の泉房穂氏が、新たな地域政党を設立したことが分かった。
ひろゆき氏が29日放送の「ABEMA Prime」で明らかにした。党名は現時点で「ひろゆき&いずみ新党(仮)」。両氏が共同代表を務め、2027年春の統一地方選挙に向けて候補者を擁立する方針だ。
共同代表2人で始動 党名は仮称
新党は、ひろゆき氏と泉氏の2人を中心とする小規模な体制でスタートする。
ひろゆき氏は番組内で、現在は2人だけの組織だと説明した上で、今後は党の規模を広げる必要があるとの認識を示した。
活動地域については、まず東京都内を想定しているとし、全国へ一斉に展開するのではなく、対象地域を絞って地方選挙へ候補者を送り出す構想を明らかにした。
具体的な選挙区、擁立人数、候補者の選考方法などは公表されていない。
ひろゆき氏本人は立候補せず
ひろゆき氏は、自身が候補者として選挙へ出る考えを否定した。
番組では、自分よりも適任の大人がいるとの趣旨を述べた上で、「まともな大人を募集しております」と発言。地方行政や地域課題を担う候補者を広く募る考えを示した。
知名度を持つ両共同代表が新党の政策や候補者募集を支え、実際の地方選挙には別の候補者を擁立する形が想定される。
ただし、「まともな大人」をどのような基準で判断するのか、公募資格や審査体制をどう設計するのかは、今後明確にする必要がある。
少子化対策を地方から進める狙い
新党設立の中心的な理由として、ひろゆき氏は少子化への対応を挙げた。
ひろゆき氏と泉氏は以前から、子どもを増やすための政策が必要だとの認識を共有していたという。
一方、国政では政策転換が進みにくいとの見方から、住民生活に近い地方自治体を起点に、少子化対策や子育て支援を進める考えだ。
泉氏は明石市長時代、子育て支援を市政の中心に据え、医療費、保育、教育などをめぐる施策で全国的な注目を集めた。
新党が今後、どの政策を公約として掲げるかは明らかになっていないが、子育て世帯への支援、若年層の所得、住居、教育環境などが主要な論点になる可能性がある。
国政よりも自治体での実行を重視
ひろゆき氏は、国会を通じて政策を変えるより、地方自治体から取り組む方が現実的だとの考えを示している。
自治体には、保育、学校給食、医療費助成、住宅支援など、住民の生活に直結する分野で独自施策を進める余地がある。
一方で、自治体ごとに人口構成、税収、財政規模が異なる。明石市で実施された政策を東京都内の自治体へそのまま移せるとは限らない。
新党には、理念や知名度だけでなく、地域ごとの財政状況を踏まえた実行可能な政策を示すことが求められる。
候補者と政策の具体化が焦点
現段階では、党名は仮称で、正式な綱領、政策集、候補予定者、党員制度、資金管理などの詳細は示されていない。
ひろゆき氏の発信力と、泉氏の市政経験を組み合わせた異色の地域政党として注目を集める一方、選挙で支持を得るには、候補者の資質と政策の具体性が欠かせない。
2027年の統一地方選に向けて、東京都内のどの自治体を対象とするのか、どのような人物を擁立するのかが今後の焦点となる。
編集部まとめ
ひろゆき氏と泉房穂氏の新党は、少子化対策を地方政治から進めることを掲げ、2027年の統一地方選を見据えて始動した。
現時点では組織や政策の詳細は明らかになっておらず、東京都内での候補者選定と具体的な公約の発表が、新党の実行力を判断する材料となる。
週刊TAKAPI編集部/松本
特記事項:本記事は、2026年7月29日放送の「ABEMA Prime」での発言および関連報道を基に構成しています。党名、候補者、活動地域などは今後変更される可能性があります。
サイト訪問者数

コメント
0件まだコメントはありません。最初のコメントを投稿してみませんか。